2008年01月15日

モンサント株新値追い

モンサント株新値追い

1月14日

森  崇

本日、モンサント株が再度新値を更新した。

(背景)
米国政府が、WTO(世界貿易機関)に対し、EUが遺伝子組み換え作物種子の使用認可すべく圧力をかけているとのニュースが伝わった。


また、1月9日、ブラジルの連邦歳入庁を提訴(同庁から3,500万ドルの税金査定があった。ただし、工場誘致の為の優遇税制適用対象になる筈だとして、モンサント側が訴訟を提起)したことからモンサント株が一時急落したが、すぐに株価は戻している。

同社の成功の源泉は、ブラジル、アルゼンチンをはじめとしたラテンアメリカに
ある。それだけに、ブラジルでの税金査定をめぐる争いはマイナスである。
ただし、係争の対象が税金であり、額もさほど大きくはない。また、同社の事業
の根幹を成す種子事業に起因するものではないとの見方が優勢になった。


(更なる支援材料)
1.同業のデュポンが9日、業績予想を公表。2007年通期の利益が前年比11%増加したこと、また、08年通期の見通しを上方修正した。暫定集計によると、07年通期の特別項目を除く07年の1株当たり利益は3.20ドルと、従来予想レンジ3.15−3.20ドルの上限になった。08年の特別項目を除く1株当たり利益については3.35−3.55ドルと、昨年10月23日に示した3.31−3.52ドルから引き上げた。同社は、自動車用塗装で世界最大手だが、トウモロコシ種子生産でも大手。

2.モンサント株がゴールドマン・ザックスの“コンビクション・バイ・リスト”に掲載された。

3.中国国務院関税税則委員会が、国務院の合意を得て、2008年1月1日から1年間、小麦、トウモロコシ、もみ、コメ、大豆などの穀物類と穀物製品8種類57品目に対し、5〜25%の暫定輸出関税を課すことを決めた。国が、香港・澳門(マカオ)・台湾への生活必需品供給を重視していることが背景。


(モンサント株1年間チャート)
chart0801115_1.jpg



=以上=
posted by mori at 09:29 | TrackBack(0) | 個別銘柄 解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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