2008年01月07日

アルコア(AA)決算予想 1/6

アルコア(AA)決算予想

1月6日

森  崇

第4四半期(10−12月期)予想
○売上高・・・(コンセンサス予想は69 億2,247万ドル)
○一株あたり利益・・・(コンセンサス予想は0.40ドル)

私見
前回(10月9日)の決算発表で、アルコア株は上昇した。一株あたり利益が若干予想を下回ったが、売上高は予想を上回った。また、自社株買いの増額(これまでの10%から25%へ増やす計画で、これは約69億相当となる)が好感された。同社株のPERが、2007年通期予想EPSベースで12.6倍、2008年通期予想EPSベースで10.3倍と、歴史的に見ても割安な水準であったことに加え、自社株買戻しが評価された。更に、リストラの渦中にあり、今後複数の部門売却が発表されるとの見通しも後押しした。
ただし、その後、株価ははかばかしくない。中国でのアルミ需要拡大が見込まれながらも、米国内での自動車メーカーからの受注が軟調であったこと、また、アルミ価格の下落も嫌気された。LMEアルミ・スポット価格が$196/tonneも下落した。
この下落分が、同社EPSに及ぼす影響は、約15セントと見込まれている為、アナリストのEPSコンセンサス予想は、ここ1ヶ月間で0.56ドルから0.40ドルに下方修正されている。

従って、業績は予想の範囲内か、それ以下の内容となろう。以下の点が足かせになろう。

@米国景気鈍化に伴う自動車業界の逆風。
Aオーストラリア、カナダ、イギリス通貨に対するドル安が、コスト圧迫要因に。

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posted by mori at 13:41 | TrackBack(0) | 決算予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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