2008年01月04日

モンサント(MON)決算速報

モンサント(MON)決算速報

1月3日

森  崇

第1四半期(9‐11月期)実績
○売上高…21億ドル(コンセンサス予想18億5,000万ドル)
○1株当たり利益…0.46ドル(コンセンサス予想0.35ドル)


2008年通期予想
○1株当たり利益…2.50ドル〜2.60ドル(10月決算時のガイダンス2.20ドル〜2.40ドルから上方修正)

(会社側コメント)
○1997年に分離した化学メーカー、ソリューシアが破産法の適用下から脱却した場合に得られる利益(一株当たり22セント〜24セント)が第2四半期に計上
 される可能性がある。
○第2、第3四半期が、年間で最も利益の上がる時期である。
○ブラジルやアルゼンチンでトウモロコシ種子の需要が強く、売上が前年比でほぼ倍増した。また、除草剤 “ラウンドアップ”の値上げ、米国の農家からの前倒し受注等を背景に好決算となった。
○粗利率が50%と、前年同期(44%)に比べ改善した。
○トウモロコシ種子のブランド“Dekalb”が、米国内シェアを3%拡大した。


私見
今回も素晴らしい業績だった。通年ベースEPSガイダンスもかなり上方修正して
おり、同社株価は急騰を演じた。史上最高値更新である。同社の成功の源泉は、
ブラジル、アルゼンチンをはじめとしたラテンアメリカにある。
ブラジルは遺伝子組み換えトウモロコシ種子の使用を認めていなかったが、昨年
8月にバイオ安全委員会が、モンサントの害虫に強いトウモロコシ種子の使用を
認めた。これは遺伝子組み換え種子認可に向けての大きな一歩である。モンサン
トは、粗利率を3年間で倍増した。昨年11月に、利益水準は向こう5年間で倍増
するだろうとコメントしているが、地球温暖化にともない、穀物不作地域が拡大
中であり、同社の技術はますます評価が高まろう。


(モンサント1年間チャート)
chart080104_1.jpg

=以上=


posted by mori at 08:38 | TrackBack(0) | 決算速報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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