2009年06月17日

3月9日以来の上昇相場はいったん終了

3月9日以来の上昇相場はいったん終了(ただし深押しはないだろう)
=物色対象は薬品、バイオ中心のディフェンシーブに移りそう=

6月16日

森  崇


3月9日以来の上昇相場は終了し、ダウ指数は8300ドル・レベルを下値にした往来相場に入りそうである。具体的にはテクニカルに以下の通り弱気サインが出ている。相場の物色対象は薬品、バイオを中心としたディフェンシーブ・セクターに移るだろう。

(テクニカルな弱気サイン)
下の矢印は上から以下の通りとなる。
★RSIが48.66と50を割り込んだ。
★遅行スパンが26日前の株価を下回り始めた。
★本日のダウ指数は基準線を下回って引けた。
★本日のダウ指数は25日移動平均線を下回って引けた。
★マックDは既にデッド・クロスを示現している。
★日足が2日間のつたい足になっている。

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昨日、上海市場で銅相場が値幅制限いっぱいまで下落したことを嫌気し、原油や金属相場が下落し、商品関連株に売りが出た。銅の最大消費国である中国で供給が需要を上回るとの思惑が銅売りの背景。ここでこれまで商品相場を支えていた投機的資金が流出を始めていると考えられる。以下は、銅大手のフリー・ポートマクモランの株価チャートである。ダウ指数同様弱気指標が複数出ている。

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そもそも5日(金)発表になった5月雇用統計により、今年年末から来年初にかけての利上げを織り込んで、10年金利が4%をザラ場でつけたことから、当面債券相場のネガティブ・キャンペーンが終了したと言っていい。

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物色対象は、代わってアムジェン(AMGN)やギリアド(GILD)、ファイザー(PFE)と言った、本日プラスで引けている銘柄群となりそう。以下はアムジェンのチャート、及びテクニカル指標である。ダウ指数とほぼ逆の強気サインが複数見える。実際アムジェンは本日サンフォード・バーンスティンが投資判断を引き上げている。


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=以上=
posted by mori at 09:42| マーケット概況 解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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