2008年12月12日

本日の米国株下落の背景 12/11

本日の米国株下落の背景


1.アメリカ下院の本会議がビッグ3(自動車大手3社)の救済法案を可決したことを受け、ブッシュ政権は11日、法案に反対する共和党保守派への説得工作を続けた。しかし、上院の共和党内では、救済は延命に過ぎないと、批判が強まっていて、上院の通過は予断を許さない状況。これを受け、GMやフォード株が下落した。

2.6日に終わった1週間の新規失業保険申請件数は、前週比5万8000件増の57万3000件と、1982年11月以来の高水準を記録した。週間の振れを均した4週移動平均は54万500件(前週52万6250件)に増加、1982年12月以来の最高を記録した。

3.主要企業に悪材料が複数出た。
@プロクター・アンド・ギャンブル(PG)
消費財最大手のプロクター・アンド・ギャンブルは11日、業績予想を下方修正。買収や売却、外国為替の影響を除く10−12月(第2四半期)の売上高が前年同期比4%未満の伸びになると言う。従来は4−6%増を予想。

Aイーライリリー(LLY)
米医薬品大手イーライリリーが11日発表した2009年利益見通しはアナリスト予想を下回った。一時項目を除く2009年の純利益予想は1株当たり4−4.25ドル。予想では4.27ドルだった。

Bマイクロソフト(MSFT)
モルガン・スタンレーがマイクロソフトの第2四半期予想EPSを従来の51セントから46セントに、2009年通期予想EPSを2.02ドルから1.84ドルに引き下げた。テキサス・インスツルメンツからナショナル・セミコンダクターに至る半導体メーカーの業績下方修正を背景にしている。また、マイクロソフト株目標株価を26.50ドルから24ドルに引き下げた。

CUSバンコープ(USB)
本日ゴールドマン・サックスのコンファレンスにて、今四半期の純貸倒損失が6億ドル〜6億5000万ドル、減損分が2億ドル〜3億ドルにのぼると公表した。

Dシエナ(CIEN)
ネットワーク機器のシエナが11日発表した8−10月(第4四半期)決算は、純損失が2540万ドルだった。電話会社からの受注減が影響した。1株当たりの純損失は28セント。前年同期は3040万ドル(1株当たり30セント)の黒字だった。売上高は17%減の1億7970万ドルだった。



posted by mori at 10:09 | TrackBack(0) | 決算速報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/111099608

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。